9月22日、日本最高峰の寿司技術を持つお寿司屋さんにて、
全国組織の寿司店舗(およそ1万店舗)をまとめる、
寿司業界のトップの方をお招きし、日本の寿司文化と
マナーを学んで、美味しいお寿司をいただくイベントを行いました。
特別ゲストとして、全国すし商生活衛生同業組合連合会
(寿司店舗が加盟する寿司組織のトップ)の山縣 正理事長様
にお越しいただきました。
そして、会場となった巣鴨のお店「蛇の目寿司」は、
全国すし商生活衛生同業組合連合会 技術委員長を
務める山崎 博明様のお店です。
山崎様は、黄綬褒章を受章されたトップクラスの
すし技術をもつ職人さんです。
※黄綬褒章とは…内閣府が、その道一筋に業務に精励し
衆民の模範である方に授与する褒章のこと。
黄綬褒章を受章されたすし職人さんは、過去に数名しかいません。
セミナーでは、寿司の歴史や一人前の職人になるまでの
道のり、仕入れや米のこだわり、食べ方のマナー等を
丁寧に教えていただきました。
先人の知恵と工夫から生まれた寿司の魅力に、驚きと発見の
連続でした。
セミナーの後は、山崎様が握ってくださったお寿司をいただきました。
どれも本当に美味しくて、参加者全員が完食しました。
お寿司の一貫一貫に、職人さんのこだわりと熱い思いが
感じられました。
女子大生を中心に若い世代の女性の多くは、お寿司屋さんに
対して、敷居が高くて入りづらいという印象を持っているようです。
しかし、山縣様も山崎様も「気張らずにお店に来て、
多くの方々に、日本が世界に誇る寿司を存分に
味わってほしい」とおっしゃっていました。
今回のイベントをきっかけに、同世代の女性が、家族や友人を
誘ってお寿司屋さんに行く機会が増えることを願っています。
担当 小山夏実(成城大学)